設計屋
     
     
   

ワークフロー

私たちはお客様にとってカジュアルな存在でありたいと考えています。
建築は基本的に個人の資産ではありますが、その大きさゆえに必然的に他人の目に触れることになります。建築が集まって街並みや都市が形成されてゆきます。100の人間がいれば、その考え方は多種多様、従って100種類の建築のかたちがあるはずです。しかし実際には個性に欠けた、似たような建築が建ち並び、退屈な街並みを形成しています。私たちは少しでも多くの建築に関わり、微力ながらも街並みを個性的で楽しいものにしたいと考えています。

自分の個性に合ったスタイルを探すこと、それが建築家とともに建築を考えることです。「建築家に頼むと設計料が高そう」とか「建築家の好みの作品を勝手に作られそう」「予算が少ない住宅など相手にしてもらえないのでは」などとお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。確かに以前の建築家の中にはそういった人もいました。しかし今の建築家には希な存在です。クライアントとともに考え、様々な問題を解きながらスタイルに合ったより良い建築を提案し実現してゆく、これが現在の建築家です。

自分に合った服を選ぶように、自分に合ったすまいで人生を今まで以上に楽しむ。そのためには自分たちの暮らしを見つめなおし、建築家に全てを任せることなく、共に考えてゆく努力と時間が必要となります。確かに建設会社やハウスメーカーなどに依頼すれば、そうした努力をすることなく、必要条件を満たした快適なすまいを手に入れることができるかもしれません。しかし、それはあなたが本当に望むすまいでしょうか。人生最大の買い物となるかもしれない家づくり、そのプロセスをお互いに楽しみながら、じっくりと期間をかけて、自分らしい理想のすまいを手に入れませんか。